ドアのお手入れ・取り扱い上の注意

【1】木製ドアは室内用であるため、屋内に於ける浴室等、水などによる濡れが生じた場合には表面材の剥離・塗装の劣化・脱落の原因となりますので早めに乾いた布等で拭いて下さい。
また、強い太陽光線が直接当たる場所や、ストーブ・ヒーターなどの熱源に近い場所では劣化・変色などを生じる場合があります。

 

【2】扉の開閉は必ずハンドル・引き手・取っ手を使用し開閉を行って下さい。扉自身を持っての開閉を行うと、手を挟むなどの怪我をする事故が発生する危険があります。
 

【3】窓が開いている状態で玄関扉を開けると、強風が吹き抜け扉が急激に開閉する事がありますので必ずあおり止め等で扉の固定をして下さい。急激な扉の開閉が原因で、ガラス扉のガラスが破損する等の事故が発生する危険があります。

※近年、機密性の高いマンションなどで、バルコニーの窓を解放した状態で玄関扉を開けるとそこに風が集中して思わぬ風が吹き抜けて、勢いよくガラス扉が閉まりガラスが破損したと言う事例も報告されています。ガラスの破片などによる怪我の原因になりますので風の通り道についている扉を開けたままの状態にする際は必ずあおり止めを行う・扉を固定するなどの処置を行って下さい。あおり止め金具が併設されている場合はそれらを必ず使用して下さい。
 

【4】観音開扉・親子扉など両方が開閉するタイプのドアは片側にレバーハンドル等の開閉用金物が、もう片側にはドアの固定金具が設置されていますので、片側の扉が固定されている事を確認して頂いたうえで扉の開閉を行って下さい。
 

【5】扉はできるだけ静かに開閉して下さい。必要以上に勢いよく開閉すると、扉と枠の間に隙間やねじれが生じやすくなり、開閉に支障をきたす場合があります。
 

【6】扉のレバーハンドルや取っ手・引き戸にぶら下がったり、必要以上の力を加えないで下さい。開閉に支障が生じたり、金物が外れやすくなったり、ガタツキを起こす原因になります。
 

【7】引き戸の床レール溝内にほこりやゴミがたまると扉の開閉に支障が生じたり、開閉時に異音が発生する場合がありますので掃除機などで定期的にお掃除して下さい。
 

【8】扉に殺虫剤などの薬品を直接吹付けないで下さい。表面が変色・変質する恐れがあります。付いてしまった場合は速やかに水拭きし、乾いた柔らかい布等で拭いて下さい。

 

電話でのお問合せは「045-470-4537」まで